2006年08月17日

枝雀を聞きたくなった日

基本的に暑さには強い私なのだが、
さすがにこのところの猛暑には参っている。
体力が落ちてきているのかしらん。

台風が接近中とのことで、フェーン現象なるものの影響で
ますます蒸し暑さに拍車がかかって不快指数MAXの昨日のこと。

通勤にバス・カードなるプリペイド・カードを使用している私。
大抵安売りチケットの店か、その店が出している自販機で購入するのだが、
その自販機の前で困惑の表情を浮かべて立ち尽くす一人の女性。
買おうかどうしようか考えているのかな、と思い
「すみません、先によろしいでしょうか?」と声をかけると
何か迷っておられる様子。と、遠慮がちに
「あの、これってお金が残っているってことですよね?」
見ると自販機の投入金額が4,020円となっている。
試しに返金ボタンを押してみると、ちゃんと現金が戻ってきた。

聞いてみると、彼女の前に別の女性がいたのだが、その女性は急に
どこかへ行ってしまって戻ってこないので、先に買おうとしたところ
残金があるのに気づき、どうしていいものやら悩んでいたところらしい。

二人顔を見合わせて、
「どうします?」
「どうしましょうか?」
「・・・」
「・・・」

もう少しで
「半分づつしましょうか」と言いそうになったその時
駆け寄ってきた女性が。
「あ」
「先におられた方って」
「そうです」
「すみません、あの、おつりを忘れて」
「あー良かったー」
「良かったー」

その人によると、なんとその人のさらに前の誰かが
おつりを取り忘れていたらしく、それを近くにある店舗の方へ
届けようとしたのだが、あわてて自分の入れたお金のおつりを
取り忘れてしまったという、なんだか落語のようなお話。

正直いうと、ほんのちょっと残念な気もしたけれど
あとからこの出来事を思い返すと、なんとなくくすぐったいような
おかしいような何ともいえない気持ちで、でも
決して悪くない気分なので、ま、いいか。

ちょっとだけ暑さを忘れた出来事だった。
posted by 鉄 at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

橋の上から

橋の上から川を眺めるのが好きだ。

上流からうねうね蛇行しながら足の下を通って行くのもいいし、
足元からだんだんと川幅を広げながら海へと続くロマンに浸るのもいい。

特に今頃の季節は川面を渡る風が気持ち良くて、
時々白鷺や鴨やカモメなんかも飛んでたりして、
いつまでも橋の上でぼーっとしていたくなる。

しかし、そうはいっても世間一般の常識として
橋は「渡るもの」。
広くもない歩行者ゾーンにぽやーんとアホ面で突っ立っていれば
けげんな目でみられても仕方ないだろう。
悲しい現実だ。

そんな世間の目から逃れるために、多くの「橋の上愛好家」が
釣竿やら双眼鏡やらカメラやらの小道具を持って
「いやーここ穴場って聞いたんですけど釣れませんねー」とか
「街中に現れる野鳥観察が私のライフワークなんですよ」とか
「このアングルだとちょっと弱いな。うーん。」とか
苦しい言い訳をしながら川を眺めているのである。たぶん。

かくいう私もその一人であるが、
つい先日新しい方法を会得したので報告したい。

まず、仕事が終わると軽く焼き鳥屋で一杯やる。
勢いをつけたら後はもう各自思う存分飲み倒す。
べろべろに酔ったら、ここからが肝心だ。
千鳥足で橋の真ん中あたりまで行き、ふと立ち止まる。
おもむろに欄干から身を乗り出し、盛大に○ロしながら
心置きなく川を眺めるという斬新なものである。
己の内より吐き出された日頃の鬱憤と○ロとが
大きな流れに包まれて消えていくのを静かに楽しみたい。

カモフラージュなのにかえって注目されてしまうことと
なぜか景色が涙で滲んでみえるという欠点はあるが、
勇気ある愛好家諸兄には是非ともトライして頂きたい。

しかし、橋の上はいいよなーほんと。
posted by 鉄 at 11:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月31日

遅ればせながら

MOTHER3の感想など(ネタバレあり)。
もっそい乗り遅れ感ありますが、気にしない気にしない。

アマゾンのコメントなど読むとまさに賛否両論なこのゲームだが、
そのどちらの言い分にも納得してしまうあやふやな日本の私。

まず、なんてってもあのエンディングはないよと思う。
きっとこの後なんか起こるはず、と信じて
暗い画面をえんえんと見つめ続け3分経過。
いくらなんでも長すぎるだろ、といったん電源を切りもう一度眺めるも
マップにもなんの変化もなし(ドラクエじゃないって)。
こんな時にはネット検索、といろいろ調べてみるとどうもあれで終了らしい。
うーん・・・。やっぱりちょっと短いよね。
あと、ストーリー悲し過ぎ。

サウンド・バトルについては、うまく連続攻撃できる敵とむずかしい敵とあって
とろい私には少々つらかったけれどもシステム自体はとてもおもしろいと思った。

やっぱり一番良かったのはMOTHERならではのキャラクター達。
サルとじいのダンスは反則。何回も見てしまった。
なかでも一番気に入ったのはお城のよいユウレイたち。
「げぷっ」っていうの聞きたくて何回もお城へ出たり入ったりしたので
持ち物がくさったエクレア満載に。んー なだそうそう。


結論としては、悪くないゲームだと思う。思います。

posted by 鉄 at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

図書館に罪はない

ハードカバー本というのが苦手だ。

重くてかさばるから持ち歩けないし、値段も高い。
おまけに図書館利用の影響か貧乏性の故か、自分のものであっても
ページを折らないようにとか汚さないようにとか変に気を使ってしまうので
読んでると肩が凝ってくるのだ。

でも新刊紹介などで面白そうな本があると、どうしてもがまんできずに買ってしまう。
待っててもいつ文庫化されるかわからないし、文庫になる時点で
大きく手が加わる場合もあるので、やはりオリジナルのを読みたいというのもある。

まあ、特別手元に置きたいと思うもの以外は買わずに図書館で借りたり
して我慢するのだが、こればっかりは読んでみないとわからないもので
たまたま図書館で見かけて読んでみたらすんごいハマッてしまって
続巻が返却されるのを待ちきれず書店に走った、なんてこともあるわけで。

そんな1冊がこれ。

sitioikoku.bmp「七王国の玉座−氷と炎の歌」ジョージ・R・R・マーティン

何年か前に読んだ新刊紹介記事で、良さそうだなあと思いつつ
それきり忘れてしまっていたのだが、読んでみるとこれがとんでもなくおもしろい。
折りよく第2部が発売されたばかりだったので、これも即購入。
嫌いなハードカバーだけどファンタジーにはこのほうが合ってるよね、と
なんとなく学校の図書室で読んだアリスとか思い出しつつ読み進めていたのだが。

今月の「本の雑誌」を読んでいると、な、なんと文庫化ー?!
上下巻を5冊に分冊して文庫化するらしい。やれやれ。

文庫は良いんだよねー。
軽くてコンパクトだから持ち歩きに便利で値段も安い。
おまけに巻末に解説がついてくる。これがけっこう楽しみなんだよね、
意外な人物が書いてたりして。


・・・あの時、図書館で見つけなけりゃなあ。






posted by 鉄 at 13:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

GW終了

昼寝と昼ビールと夜更かしを満喫するはずが、
なぜか高速バスに乗って九州は小倉のいとこを訪ねて行く事に。

広島から小倉まで約3時間半のバスの旅は思ったより快適で、
これで往復6,300円は安い。新幹線の約半額だ。

座席は当然全席指定なので、一人で予約した私は、
隣に座るのはどんな人だろうとちょっと緊張しつつバスに乗り込む。
次々と乗客が自分の席を見つけて座っていくなか、
私の隣は空席のまま。もしかしたらキャンセルなのかも。

それはそれで気楽だわーと思っていたら、時間ぎりぎりで駆け込んできた乗客が。
見ると、頭髪方面の侵食著しい小太りの中年男が私の隣の席の番号を確認している。
あちゃー。
男は口の中でもそもそと「どうも」とかいいつつ隣に座ると
大きめのトートバッグを抱えて運転席の方を見ながら何事かぶつぶつつぶやいている。
えーと、そうなんですか。そっち方面の方なんですか。そうですか。ははは。

まあね、安く上げようと思えばそれなりのリスクはね、
でもほらたった3時間半だし、寝ちゃえばすぐじゃん。
次第に重くなる心を励ましつつ出発進行。

通勤バスの揺れと騒音と座り心地の悪さに慣れた身には嬉しくなるほど
快適な乗り心地で、しばしうっとりと車窓の風景に見とれる。
知らない町の知らない人たちが住む家が次々と現れては後へ去っていく。
この速度がいいんだよねー新幹線だと早すぎるんだよー、と一人納得しつつ
旅の感傷に浸っているとあっという間に一時間が経過。
隣席の彼はとみると、おもむろにバッグからIーPODを取り出すと
時折お茶など飲みつつ、静かに聞き入っている。
独り言も貧乏ゆすりもスナック菓子袋食いも携帯ゲームもなし。
この大変ジェントルな振る舞いに、先ほどの偏見に満ちた自分の考えを反省する。

すみません。あなたは高速バスで相席する人として申し分のない方でした。
後の席でプリングルスの匂いを撒き散らしつつずーっとしゃべり続けている
バカップルよりも断然好ましい方です。3時間半限定ですが。

人を見かけだけで判断することの愚かさと
作りたての門司港地ビールの旨さを知った3日間の旅だった。



posted by 鉄 at 12:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月24日

どこまで続く

竹島周辺海域の調査が中止になったらしい。これを受けて韓国側も
この海域の地形に韓国名を提案することを見合わせるとのこと。
といっても「今回は」の但し書き付き。
なんなんだ。いったい双方、何をしたいんだ。

韓国は選挙が近いから今日本を叩けば票が集まるんだろうとか
言われているけれど、そんなことに利用されて翻弄されている日本ってどうなんだ。

一番近い国同士だからこそ起きる摩擦というのもあるのだろうけれど
それにしては、韓国が一方的に日本に抗議して謝罪やら賠償やらを迫り、
日本はそれをなだめるような外交ばかりしているような印象を受ける。

両国の人々の間にあるさまざまな問題や個人の思いは
ネットでもあちこちで討論されたり紹介されたりしているが、
どんなに言葉を尽くしても、いくら個人個人が信頼関係を築けても
国と国の対立という大きな波の前には無力感に襲われてしまう。
こんなことを思う自分も情けないと思うけど。

せめて、北朝鮮による拉致被害者の帰国に向けて両国で協力体制を、と
努力してこられた方々の気持ちに水を差すようなことだけはやめて欲しいと思う。
posted by 鉄 at 15:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月18日

人生に、より必要なもの

私は車の運転免許を持っていない。

車に乗るのは嫌いじゃないのだが、自分で運転なんかしたら
ギアチェンジとかスピードメーターとかガソリンの残量とか
交通標識とか信号とか歩行者とか前方とか後方とか側方とか
あれこれ気をつけないといけないことがありすぎて
絶対のんびりドライヴ気分にはなれないと思う。
助手席の人に話しかけられても多分会話をする余裕もないはずだ。
まあそんな奴の運転する車の助手席には誰も乗りたがらないと思うが。

しかし、免許を取ろうとしない理由として上記のようなことを言うと決まって、
最近ではオートマチック車が多いので随分と楽だ、とか
慣れてくれば手順なんて自然にできるようになる、とか
行動範囲が広くなるだの、年取ってからだと難しくなるだの
まるで免許を取る気にならないほうがおかしいといわんばかりに
お勧めしてくる友人たち。なんなんだ。君ら自動車教習所の回し者か。

まあこんな春めいてきたりすると、ちょっと遠出したいかなと
思わないでもないけれど、せっかく遠出して旅行気分を味わおうとしても
ビールも飲めないんじゃあねえ。
私の中での非日常、旅気分の最たるものは昼間のビール。これですよ。
これなくしてバカンスもリフレッシュもありません。あり得ません。

こんなことではおそらく一生運転免許とは縁がないと思われるが
一生、加害者としての人身事故とも縁がないと思えばいっそ気が楽である。

さて、今年のGWもおうちでのんびり昼ビールしますか。





posted by 鉄 at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月12日

やっと出るよ

4月20日に「MOTHER3」が発売になるらしい

mother3.jpg

前回「MOTHER2」のCMではキムタク起用で意外性をアピールし、
今回は柴咲コウですか。・・・ま、いずれにしても買いますが。

RPGの楽しみ方は人それぞれだと思うけども、
ドラクエほど攻略要素が多いわけでもなく
FFみたいに3Dのごっつい映像でもないのに
「MOTHER」に対するこの期待感は何なんだろう。

早く20日にならんかな。


posted by 鉄 at 11:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

通勤バスの車窓から

今朝ほど、頑是無い子供になりたかったことはない。

2〜3歳くらいで、やっと覚えた言葉を使いたくて仕方ない頃。
大人のいうことをなんでも真似して言いたくて仕方ない頃。
自分がおかあさんに叱られたことが口惜しくて、
今度は自分が誰かを弾劾すべく何事も見逃さない目できょろきょろしている頃。
そんな子供になれたら。

「ままー、バスのなかでお靴ぬいじゃいけないんだよねー。」
「ままー、あのおじさんのあんよ、くさいねー」
「ままー、お咳するときは手でお口をおおってするんだよねー」
「ままー、ごはんのあとは歯磨きだよねー。シーシーしたら恥ずかしいんだよねー」
「ままー、バスのなかでもしもししちゃだめなんだよねー」
「まま、どうしてあのおじさん、めってしないのー」
「ねーねーままー」

母親につねられようがはたかれようがおっさんににらまれようが
絶対大声で言ってやる。

ま、小心者の妄想なんだけど。




posted by 鉄 at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

何て読むんだろう

少年による凶悪な犯罪とその報道については依然として多くの
問題点があり、簡単には解決できそうにない。

実名報道の是非であるとか、
妥当な処分がなされているかとか、
更正の難しさと受け入れる社会の側の矛盾等々
挙げればきりがない。

しかし、今回問題にしたいのはこちら

同じ大阪地裁で出された判決が、刑事裁判と少年裁判とで真逆というのもあれだが、
注目して頂きたいのはトラック運転手である被告の名前だ。
苗字に☆印て。
下の注釈をみると、どうも該当する漢字が当用漢字にない為らしいが、
なんとなく力の抜ける報道だ。いいのかこれで。

今後、機会があったらちょっと使ってみようと思う。


*よく考えたら少年犯罪とは関係ない話題だ。なんだよ、自分。
posted by 鉄 at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気商品

Seesaaショッピング

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。